紐を結べば、心も整う。雨の日が多くてもトラブルなしの「すっきり傘立て」

 本校では、子どもたちが学校生活をより快適に、そしてお互いを思いやりながら過ごせるような環境づくりに力を入れています。その一環として、1学期の後半に、雨の日の「傘立ての使い方」を見直す取り組みを行いました。

 以前の雨の日には、傘立てから傘が地面に落ちてしまったり、しっかりと紐を結ばないまま片付けてしまったりする姿が見られました。そのため、広がった傘の間に別の傘が無理に入り込んで壊れる原因になったり、「自分の傘がどこにあるか分からなくて困る」といったトラブルが少なからず発生していました。そこで児童会や係の子どもたちが中心となり、傘をどのように美しく傘立てにしまうべきかを分かりやすく解説した動画を作成し、全校へ向けて発信しました。

 動画の配信後、子どもたちの意識には劇的な変化が表れました。9月に入り、雨の降る日が多くなっていますが、現在のげた箱の傘立ては一本一本の傘が丁寧に紐で結ばれ、驚くほどすっきりと整頓されています。以前のような傘の破損や、自分の傘を見失うといったトラブルもすっかりなくなりました。動画をきっかけに「次に使う人のこと」や「自分の持ち物を大切にする姿勢」を一人ひとりが意識できた成果です。これからもこうした小さな意識の変化を積み重ね、みんなが安心して過ごせる綺麗な学校を創っていきたいと考えています。