菜種の搾油(4年)

4年生が、総合的な学習の時間に「菜種搾油(なたねさくゆ)」の学習を行いました。この菜種は、子どもたちが3年生の時に心を込めて植えたものです。黄色い菜の花を咲かせたあと、ぎゅっと詰まった種を収穫し、大切に種取りをして今日の日を迎えました。

いよいよ自分たちで集めた種を搾油機にかけ、油を取り出す作業のスタートです。はじめはなかなか油が出てこず心配そうでしたが、「勝部営農クラブ」の皆さんが手際よく機械を調整してくださり、ついに黄金色の美しい菜種油を精製することができました。

たくさんの種からほんの少ししか取れない貴重な油。その油を使ってランプに火をともすと、暗闇にパッと温かい光が広がりました。電気のない時代、菜種油を生活の灯りとしていた昔の人々の知恵と、油を絞るための大変な苦労を、子どもたちは身をもって理解することができました。

絞り終えたばかりの「油かす」はまだ温かく、水分が抜けてカラリとしており、ほんのりと香ばしい匂いが漂っていました。五感を通して地域の農業や歴史に触れた、素晴らしい体験となりました。ご協力いただいた勝部営農クラブの皆様、本当にありがとうございました。